2015年6月29日月曜日

横浜アリーナ №2

続いて、ツアーファイナル全体について振り返ってみたいと思う。
1年半にわたる全国ツアーのファイナルとしての今回の横浜アリーナ公演だったわけだが、
そのあたりの感慨を共有することは、ファン歴が浅い私にはできない。
私がHKTに興味を持った頃には、既に2期生は全員正規メンバーで、
全国ツアーも3分の2が終わっていた。
しかし、そんな私でも十分にHKT48のこれまでの「文脈」を感じ取ることができた、
本当に素晴らしいコンサートだったと思う。

少々の不満を先に言っておこう。
西側スタンド席から正面ステージのメンバーを直接視認することは流石に難しいので、
例えばユニットの出演メンバーを確認するときはモニターを見るのだが、
バックダンサーが全くと言っていいほど映らなかったせいで、
誰が出ているのか全然わからない曲がほとんどだった。
均等に映せとまでは言わないが、
せめて1回ずつアップで抜くくらいのことはしてくれても罰は当たらないのではないか。

さて、今回2日間で3公演を行ったわけだが、
曲目だけを見ると、初日の公演に入った人が「勝ち組」だったと思う。
日替わりの曲目はユニットの前半5曲と12秒カップリングの1曲のみだったが、
その中でも初日のハートの独占権と生意気リップス、これは心の底から見たかった。
悔しいのでBlu-rayは買うつもりだが、
まず私のパソコンにはBlu-rayドライブが搭載されておらず、
テレビで再生可能な機器も持っていないので、機材から揃える必要がある。
このためだけにそんなバカげた出費はできないので、
この2曲を見られるのは当分先のことになるだろう。
妥協してDVDの方を買うのもなんか嫌だし。

ドキュメンタリーに関しては、まあ意外性は特になかった。
指原さんが監督ということだが、もう彼女には何をやらせても驚きはしない。
このままどんどん肩書きを増やしていって、その才能を多方面で発揮してほしいと思う。
食わず嫌いで「DOCUMENTARY of ○○」は一つも見ていないが、
HKTでやるとなれば見ざるを得ない。
指原監督の采配となれば、どんな出来でも私は文句は言わないので、
楽しみとは少し違うが、気にしながら待っていることにする。

結果として、今回はそこまで大きな「サプライズ」はなかった。
3期生の昇格がなかったことについては意外だったし、多少の不満もあるが、
本来コンサートというのはそれでいいのかもしれない。
最近はイベントがある度に何かしらの発表があるのではと、
メンバーもファンも戦々恐々としなければいけない状況が続いている。
考えてみれば、密かに練習していたブラスバンド演奏を披露したり、
3公演でそれぞれ指原さんが違う水着を披露したり、違うメンバーが恐竜に食われたり、
公演中にサプライズと呼べる演出が多々あったではないか。
サプライズのためのサプライズではなく、
純粋にファンを楽しませるための手段としてのサプライズ。私はこれでいいと思う。
ただまあ、では3期生はどこで昇格できるのかという問題はあるが…。
別に普通に劇場公演で発表でもいいと思うのだが、
それこそ大きいイベントで発表しないといけないような風潮があるしな。全く面倒臭い。

横アリ公演について、指原さんは「年内最後のコンサート」と言っている。
博多座や12秒全握があるにしても、しばらくペンライトを振る機会がないと思うと寂しい。
やはり一刻も早く劇場に駆けつけねばならないだろう。
愛しの推しメンが劇場でこそ輝くタイプのメンバーなのだから、尚更だ。
必ずや夏のうちに1回は行ってやるぞ。待っていろ、博多!

2015年6月28日日曜日

横浜アリーナ №1

ツアーファイナル横浜アリーナ2日目昼公演に参加してきた。
書きたいことは山のようにあるが、
まずは自分が参加した追加公演のことに絞って感想を述べようと思う。
明治座のときと同じく、印象に残ったことを一つずつ挙げていくことにする。

◆スタンド席最前列

キャンセル待ち当選ということもあってか、今回はスタンド席を引いてしまった。
ただ、明治座は2回ともキャンセル待ち当選だったが、
1階席5列目と7列目という絶好の位置だったので、
私は当選種別と席の位置はあまり関係ないと思っている。
まあ、キャンセルする時点では自分がどこの席かはわかっていないのだから、
当然といえば当然である。
横アリに入ったのは、2006年のWWE日本公演以来、実に9年ぶり。
そのときの記憶では、前年に行ったSSAでの日本公演に比べ、
びっくりするくらいリングと客席の距離が近かった印象がある。
なので、スタンド席と言ってもそこまでステージから遠いわけでもないだろうと思っていて、
案の定、決して悪い席ではなかったと感じた。詳しいことはまた後で述べることにする。
ちなみに余談だが、WWEを見に行ったときはアリーナ席後方で、
アンダーテイカーとJBLの場外乱闘が間近で見られて大興奮だった。
今は亡きクリス・ベノワの最後の日本公演でもあり、
前年のSSAはエディ・ゲレロが亡くなる直前の日本公演だったので、
レッスルマニア20で頂点を極めた両雄の最後の日本公演をどちらも見られたことになる。
当時ヒールだったが観客の大声援に応えてちょっとだけおどけてみせたエディや、
亡くなったエディの幕を掲げて祈りを捧げるベノワの姿は、一生忘れないだろう。

◆恐竜

1日目の情報は、積極的に収集するでもなく、シャットアウトするでもなく、
流れてくる情報を「ふーん」という感じで流れるままに流し見ていたので、
恐竜が出てきて冨吉が食われたということは知っていた。
てっきり今日も冨吉が食われるのかと思っていたが、昼公演で食われたのは秋吉ちゃん。
どういう基準で選ばれたのかよくわからないが、美味しい役回りなのは間違いない。
それにしても、何頭か出てきた恐竜の動きが非常によかった。
私の地元である平塚市では毎年かなり有名な七夕祭りが開催されており、
駅西口付近に長崎屋があった頃は、店舗の前で動く恐竜ロボットの展示が行われていた。
その恐竜の緩慢な動きを見慣れていたからかもしれないが、
今回の恐竜は細部までちゃんと恐竜っぽい動きをするものだから、
ついメンバーそっちのけで見入ってしまった。
登場するときもセットの塀をぶっ壊して出てきたり、大迫力だった。
明治座の馬といい、ああいった「脇役」に力を入れるのはいいことだ。

◆はなクロス

ユニットの2曲目で、2期ドラフト生である松岡はなさんセンターのクロスが披露された。
1日目のセットリストはちゃんと確認していなかったので、
ここで初めて昨日とは曲目が異なることに気が付いた。
お披露目が横アリの大舞台ということで、さぞ緊張していたことと思うが、
それを微塵も感じさせない見事なパフォーマンスだった。歌も上手い。
2期ドラフト生は3公演でそれぞれが3人ユニットのセンターを務めたので、
まあ私の予想も当たらずとも遠からずといったところだろう。流石にソロは厳しかったか。
早速MCでも起用され、最初にしてはなかなか馴染んでいるように見受けられたので、
次は劇場公演で歌って踊る姿を楽しみにしたい。

◆じーまどJ

森保、神志那の二人で歌ったDear Jは、個人的には今回一番よかったかもしれない。
まどかは元より、じーながまどかに全く引けを取らない妖艶な立ち居振る舞いで、
素晴らしいシンメトリーをなしていた。
なつまどの安定感は認めるが、Dear Jのイメージに合うのはこの二人しかいない。
これを機に、新機軸としての「じーまど」の活躍に大いに期待したい。
そういえば、この二人は高3組の同級生なのか。
HKTの高3組は全くもって、黄金中の黄金世代だ。24金世代とでも名付けよう。

◆白水着バタフライ

初恋バタフライの最中、
指原さんと咲良の二人がローリングタワーのようなもの(トロッコと呼ぶらしい)に乗って、
アリーナ席外周の通路を回っていた。
そこで気付いたのだが、アリーナ席外周ということはつまり、
スタンド席最前列である私の目の前を通るじゃないか!
今回の席が決して悪くなかったという最大の理由はこれである。
まず私の目の前、もう本当にコンビニの店員と客くらいの距離に来たのが指原さん。
短パンに上半身は白水着を着ていたのだが、
もしやこれが内田裕也さんにプレゼントされたという水着だろうか。
何かとブスキャラ扱いされる指原さんだが、間近で見たら尋常ならざる可愛さだった。
お肌はつるつるでスタイルも完璧。美女としか表現のしようがない。
この細い肩にHKTに纏わるあらゆる人間の想いを背負っているのかと思うと、
ただただ尊敬の念しか湧き上がってこない。呼び方もいつの間にかさん付けになってるし。
通路中央でトロッコが鉢合わせ、指原さんと咲良が入れ替わり、元来た道を引き返す。
逆方向から来た咲良とはばっちり目が合ってしまった。
可愛すぎて、ディメンターよろしく魂を引っこ抜かれるかと思った。
やはりグループの中心メンバーである二人は、纏うオーラからして全く違う。
せめて1枚ずつくらいは握手券を買おうと決心した瞬間だった。

◆カメレオン女子高生

基本的には全曲ペンライトを振って声援を送っていたのだが、
この曲だけは双眼鏡を覗いて梅だけをガン見していた。
というのも、MVを見たときから思っていたのだが、
この曲の衣装は梅一人だけ長ズボンを穿いていて、非常に見つけやすいのだ。
終盤ではステージを飛び出して花道で歌っていたのだが、
あの目の前の席だったらチケット代が3倍でも買ったことだろう。
帰り道で考えていたことだが、きっと遠くない将来、
そういった顧客のニーズとメンバーのポジショニングをデータ上でマッチングし、
より多くの観客が推しメンを目の前で見られるようになる時代が来るのではないか。
決して荒唐無稽な想像ではないように思う。

◆ブラスバンド

これも着席でゆったり双眼鏡を覗いていた。
梅はトロンボーンの担当だったのだが、
その後ろでシンバルを叩くはるたんが常に視界に入って印象に残った。
はるたんのダンススキルについては今更私が語るべくもないが、
私は「踊っていないときの姿勢」にも注目してほしいと前々から思っている。
ダンスというのは、ボディーコントロールのセンスが物を言う部分が大きい。
「観客からどう見えているのか」ということを感覚で理解し、
それをアウトプットできているかどうかというのは、立ち姿を見るだけでもわかるものだ。
そういった意味では、シンバルパートというのははるたんに最適だったように思う。
シンバルを叩くだけなのに、とにかく何かと可愛い動きだった。
元々私は打楽器を演奏する女子の姿が好きだということもあって、
ついつい後列のリズム隊ばかり見てしまう。
はるたんの他には、端っこでティンパニを叩くティファ氏がかっこよかった。

◆スリーマンバンド

その後の2曲も、キャップ、碧唯、エミリーの3人は楽器を担当し、
それに合わせて全員が歌う形となった。
エミリーは「ニヤニヤ」という表現がしっくりくる笑顔が多い印象だが、
クールな表情をすると息を呑むような美人だ。
ギターを構える姿も非常に様になっていた。
碧唯もそうなのだが、この企画一発で終わらせるのではなく、是非とも続けてほしい。

◆博多座

今日の発表を聞く限りでは、概要は下記のような感じだ。

・初日は8月15日(土)
・演目は明治座と同じ
・追加メンバーオーディションを行う

うーん、書き出してみたはいいものの、現時点ではこれくらいのことしかわからない。
演目が同じだとは一言も言っていなかったが、
稽古の期間を考えると大きく変えてくることは流石に考えにくい。
追加メンバーも何人になるのかは不明だ。
公演期間も不明だが、まあ明治座と同じ2週間程度だろう。
実は、私は現職をちょうど8月15日付で退職することが決まっている。
転職先は未定だが、最短でも9月1日付入社ということになると思われるので、
この期間は平日だろうと自由に動きをとることができる。
まさに天が私に味方したとしか思えない公演日程である。
追加メンバーがどうなるかにもよるが、できればまた複数回見たいものだ。
東京と福岡を行ったり来たりするのは大変なので、
そのあたりは新しい情報を待って、綿密に計画を立てたい。
ついでに劇場公演にも入れたりしたら最高である。

以上、私が実際に見たことに関してはこんなところだろうか。
横アリ全体の感想はまた別の記事として書くことにする。

2015年6月27日土曜日

推し道具

ツアーファイナル1日目は滞りなく終了したようだが、
明日この目で見るまでコメントは控えておくことにする。
追加公演だけ参加となった私が今日何をしていたかというと、
明日使うための推し団扇をせっせと作っていた。
チケットを発券したところ、
スタンドの西ブロックというステージから最も遠いエリアの席だということが判明したので、
正直持って行ってもメンバーからは全く見えないだろうが、
まあメンバーにアピールするだけが団扇の用途ではない。
どうせそのうち劇場にも行くだろうし、今のうちに作っておいて損はあるまい。


表面はこんな感じだ。自分でしたためた毛筆を使うのがベストだったのだが、
そこまでする余裕は流石になく、行書体フォントで妥協した。
自宅のパソコンはやたらとプリインストールのフォント数が少なく、
行書体はおろか楷書体すら中国語フォントしか入っていなかったため、
仕方なく会社のパソコンでデータを作成し、型紙を印刷して持ち帰ってきた。
でかでかと「梅」と書かれた紙を他の社員に見られでもしたら事なので、
印刷ボタンをクリックしてからプリンターまでは当然ダッシュである。
梅の木の枝は金色の折り紙を切り貼りしているのだが、この金色はどうも発色がいまいちだ。
表面がザラザラしたものを買えばよかったかもしれない。


どちらかというと裏面の方が手間がかかっている。
こちらは型紙を作るのを忘れていたので全部手書きでレタリングしたのだが、
結果的に創英角ポップ体など使わなくてよかった。かなり納得の出来栄えである。
見方によっては「ぢぃず」に見えないこともないが、まあ気にするほどのことでもない。
縁飾りも地味に手間がかかっていて、
細切れにした金とピンクのホログラムシートをちまちま順番に貼り付けている。
余白の黒い部分が少し汚れているが、これは一度作ったもののデザインが気に入らず、
剥がしてまだ作り直したためである。亡き祖父譲りの神経質なもので。
汚れた部分は黒のマッキーで補修したのだが、
次に使うときまでにもうちょっとデコって補修部分が目立たないようにしておきたい。

何分初めて作ったので粗い部分はあるが、
オンリーワンのものができたので、当面現場ではこれを持ち歩くことにする。
当ブログを読んでいる梅推しの同志が果たしてどれだけいるのかわからないが、
この団扇を持っている男を見かけたら、気軽に声をかけて頂ければ幸甚である。
さて、明日が楽しみだ!

2015年6月25日木曜日

横浜アリーナでありそうなこと

私は個人的なサプライズというのはあまり好きではない。
何分部屋が狭いので、いらないものが増えても困るだけだし、
例えば形に残るようにと実用性のない記念品のようなものをプレゼントされたら最悪だ。
というわけで、私の人となりを知っている、例えば家族なんかは、
誕生日にもパンツとか靴下とか、あるいはちょっと高い海外の地ビールとか、
消耗品ないしは飲食物をくれることが多い。ギターの弦とかも非常に嬉しい。
まあ、幸いにもサプライズでプレゼントを企画してくれるような関係性の人は誰もいないので、
今までに困った経験をしたことは一度もないのだが…。

そんな私の事情はいいとして、
イベントとして見る48グループのサプライズは本来嫌いではなかったのだが、
どうも最近の運営さんはサプライズの意味を履き違えているとしか思えない。
組閣や移籍兼任が一概に悪いことだとは思わないのだが、
例えば直近の本店の人事異動なんかは、何を目的に行ったのかがよくわからない。
何か明確なビジョンがあって、
それに対する施策をサプライズという話題性のある手段を使って行うことは問題ないと思う。
しかし、サプライズ自体が目的化してしまってはまずい。

前にも述べたと思うが、サプライズというのは「一般向け」のパフォーマンスである。
HKTに本格的にハマってみてわかったが、毎月毎月何かしらのイベントがあって、
飽きない代わりにそこそこの支出が定期的に発生するよう、上手いことできているのだ。
流石に結成10年目に入るアイドルグループは、顧客との距離感も抜群だ。
従って、既存のファンたちが楽しむ分にはサプライズなんてものは必要ないのである。
サプライズは、普段テレビなどのメディアでしか48グループを目にしない層への、
「48グループはまだまだ死んでいないぞ!」というアピールに過ぎない。
ただ、それも闇雲に連発するようになってしまっては、
一般層へのアピールという目先の目的すら満足に果たせなくなってくる。
今後の48グループは、「サプライズ」のあり方をよくよく考え直さねばならない。
組閣や移籍兼任のような、メンバーの去就に関わることなら、尚更だ。

…前置きが長くなったが、次の土日の横浜アリーナでも、
きっと何かしらのサプライズがあることだろう。
まあ、日頃からHKTを追いかけている我々としては大抵のことは予想の範疇だろうが、
ここは普段楽しませてくれている運営さんの顔を立てて「サプライズ」と呼称しておこう。
あるとしたらどんなことがあるか、私なりに予想してみようと思う。

【本命】 2期ドラフト生お披露目

他店のお披露目状況から見て、これは堅いだろう。むしろここで来なければずっこける。
しかし、どんな曲で来るのかは想像がつかない。
一人ずつ劇場でお披露目ならロマンスかくれんぼになるのだろうか。
本店では渚のCHERRYをソロでやったりしたらしいが…。
ハッ!もしかして土曜公演、日曜昼公演、日曜夜公演で一人ずつロマンスかくれんぼか!?
日曜昼公演は後から開催が決まったので可能性としては微妙だが、
5月末の決定から今まで時間はあったので、ないこともなさそう。
いやまあ、流石に3人全員ロマンスかくれんぼということはないだろうが、あくまで予想だし、
3公演それぞれ一人ずつソロ曲でファイナルアンサーとしておこう。順番は知らん。

【対抗】 荒巻美咲、栗原紗英がチームKⅣ所属の正規メンバーに昇格

3期生全員ではなく、みるんちゃんと紗英ちゃんの二人だというところが味噌だ。
以前こんな記事を書いておいて何だが、
私は横アリ時点で3チーム体制への移行はないと踏んでいる。
3期生全員昇格となると、当然昇格先が問題となってくるわけだが、
流石に残った7人を既存の2チームに割り振るのは無理があるだろう。
初代チーム4が解体された組閣では、本店3チームが20人超の状態になったことはあるが、
私はあくまで16人チームに拘るべきだという論調なので、それはあまりやってほしくない。
かと言って、2期ドラフト生は研究生としての採用であるということがアナウンスされているので、
ここで3チーム体制にすると、逆に人数が16人に満たないチームが出てきてしまう。
まあ、現状としてHは20人になってしまっているので、
KⅣに二人昇格で20人に均すというのが妥当な線だろう。

【大穴】 6thシングル選抜メンバー発表

大穴が一番地味なトピックになってしまったが、確率的にはこれが大穴だろう。
個人的には選挙結果が選挙曲以外の選抜メンバーに影響を及ぼすべきではないと思うが、
ファンの気持ちを考えるとそういうわけにもいかないのが現実だ。
指原、多田、兒玉、宮脇、田島、朝長、森保、松岡菜、穴井、本村は皆勤継続。
残りの6人は、まず植木、神志那、坂口の3人を入れないわけにはいくまい。
なこみくは一旦落とすべきとの意見もあるが、うーん…。
私はアクセントとしてこの二人は選抜に必要だと考えているのだが、
それこそ16人という枠は今のHKTにはあまりに狭すぎる。
選挙直後のシングルだし、ここは落としてみるのも仕方ないか。
というわけで残り3枠。この流れだと初ランクインの岡田、渕上を入れるのが筋だろうが、
ここまで選挙色を強くしてしまっていいものだろうか。
ただ、流石にアンダーガールズの舞ちゃんを外すわけにもいかないだろうし、
ランカーでおかぱん一人だけ非選抜というのも失礼な話だ。この二人は決定。
そして最後の1枠。れなっち総選挙1位様かおでかけ総選挙1位様を推薦したいところだが、
まあみるんちゃんかな。これは予想であって願望ではないので。
初選抜が二人でバランスもちょうどいいだろう。まとめるとこんな感じだ。

指原
多田
穴井
植木
兒玉
松岡菜
宮脇
本村
森保
岡田
神志那
坂口
田島
朝長
渕上
荒巻

そして肝心のセンターだが、本命兒玉宮脇W、対抗宮脇単独、大穴神志那単独と予想。
客観的に見て、これまでのセンター経験者以外で今センターが務まるのはじーなしかいない。
スピーチの一件ですっかり時の人となった彼女だが、
最近はランクインによって自信を深めたこともあってか、
元々のポテンシャルとこれまで蓄積してきたものが完璧に噛み合っている印象だ。
じーなを推すとしたらまさに今だと思うので、ここでセンター抜擢くらいしてもいいだろう。
まあ、HKTの選抜は実はグループで一番保守的なので、期待はしていないが…。

こんな感じで、大きく3つのサプライズを予想してみた。
他にあるとしたら、2チーム体制を維持したままのクラス替えくらいだろうか。
あっ…チーム公演の演目変更というのを忘れていた…。
これに関しては6th選抜発表よりありそうだが、
私はHKTでやったことのある公演以外はほとんど知らないので、予想のしようがない。
他店の演目を見ると、A3rdかA6thあたりの可能性が高いのはわかるが、
これについては決まってから曲目を研究して、ユニット予想に勤しむとしよう。

さて、随分悠長に長々と書いてしまったが、推し団扇もまだ完成していないし、
発券もまだなので席がどのあたりなのかもわかっていない。
幸い土曜日は丸一日休みなので、翌日に向けてしっかり準備するとしよう。

2015年6月20日土曜日

節目

総選挙も終わり、今月末で全国ツアーもファイナルを迎え、
なんとなく「節目」感のある今日この頃である。
ちなみに、ツアーファイナルは28日の追加公演にキャンセル待ち当選したので、
今はせっせと推し団扇の製作に勤しんでいるところである。
ペンライトも新調したし、双眼鏡も買ったし、形から入る準備は万端だ。
この話についてはまた別の記事で。

さて、最近感じた「節目」の中で、私が一番感じ入ってしまったのは、
おでかけの総選挙特番での後藤兄さんの言葉である。
「卒業」という単語を使われると我々としてはドキッとしてしまうところがあるが、
梅やなおぽんの活躍が「お約束」化してきているというのは前にも述べたことだ。
いつまでもそういった構成でやっていくわけにはいかないという、
番組スタッフの気持ちを代弁した言葉でもあったことだろう。

おでかけは第1回から全ての放送を見ているが、
おでかけ番組史を語る上で「梅本以前/梅本以後」という区分が可能なほどに、
梅本泉はおでかけにとって特徴的な存在である。
しかもその活躍の性質上、決して悪目立ちしないところが最大の武器だ。
下手な一発ギャグやモノマネのぶっ込みが蔓延するアイドルバラエティー界において、
「ひたすら真面目に頑張る」というのは革命的な取り組みであったと言えるし、
それを逸早く見出した番組スタッフと後藤兄さんには最大の賛辞を贈りたい。

劇場公演やSNSでの発信を見ていても、
最近は梅自身の積極的に自己アピールをする意識が確立してきたように思える。
苦手なことでも、急に無茶振りをされても、決して中途半端な逃げ方はせず、
きちんとやり切ってから盛大に恥ずかしがる。
そんな彼女の姿に、推しの贔屓目かもしれないが、
どんどん成長して豊かな人間になっていく、明るい未来しか思い描くことができない。
梅本泉の歴史をリアルタイムで目撃することができて、私は本当に幸せである。

で、何が言いたいかというと、そういう一面をおでかけでも見せてほしいな、と。
与えられた仕事に全力で取り組む姿は梅の大きな魅力の一つだ。それは間違いない。
しかしそれだけではないのだ。番組スタッフに、そして後藤兄さんに、
もっと彼女の色んな魅力を知ってもらいたい。
そしてそれを知ってもらうためには、やはり梅が自分でアピールしていくしかない。

先週のおでかけで、吾作ごぼうに丁寧に包丁を入れるりこぴを見て、
梅が「すごい、流石だよりっちゃん♪ 綺麗、りっちゃん♪」と、
やたら甘ったるく可愛い声で褒めていたのを私は聞き逃さなかった。
普段は公演を仕切ったり、力仕事のロケで陣頭指揮を執ったりする梅だが、
そんな彼女が誰かを「頼りにする」という場面において、
その相手として一番多いのはりこぴなのではないだろうか。
なおぽんや真白は対等な関係というか、少しニュアンスが違うように思う。
単に私の見る目にフィルターがかかっているだけかもしれないが、
りこぴに対する梅の表情は素の部分が出ている感じがして、私はとても好きだ。

些細なことかもしれないが、そういうところである。
何事にも全力で、責任感が強くて、素朴で真面目な子。それがおでかけでの梅だ。
このイメージを定着させるのに、1年間たっぷり使ってきた。これは大きな成功である。
そして、この成功は成功として、次の成功にどう繋げていくのか。
それがこれからの1年間に求められる課題だ。
つまりは、とにかく真面目な「おでかけの梅本泉」だが、実はこんな一面もありますよ、
こんな可愛いところもあるんですよ、というところを見せていかないといけないわけだ。
それにカメラやギターを使うのは大いに結構なのだが、これらはあくまで道具であって、
ただ単に続けていればいいというわけではない。
肝心なのは、それらの道具を使ってどんな自分を表現したいのかということだ。

まあ、番組側の意向もあることなので、こればかりは思うようにはいかないかもしれないが、
少なくともこの1年間で大いに番組に貢献した梅に対して、
急に呼ばなくなるような仕打ちをするようなスタッフではないと信じている。
というか梅のことだから、きっと放送に乗っていないところでも、
ロケの進行をスムーズに行うための努力をしているに違いない。
たかみなさんが「ファンは見ている」と言っていたが、
ファンに見えないところではスタッフが見ているものだ。

それにしても、おでかけスタッフのフットワークのよさには目を見張るものがある。
「神無月さんを呼んでモノマネ企画をやろう」と言い出したのがつい先週。
それを2週間後の放送でもう実現してしまうというのだから、
後藤兄さん及び指原支配人とおでかけスタッフとの間には、絶大な信頼関係があるのだろう。
番組内での発言が度々ニュースにもなるものだから、
番組としてもMCの二人に多大なる恩義を感じているに違いない。

そういえば、MVPを2タテしたエミリーが、今度はグラビア仕事の紹介を受けたようだ。
2期ドラフト生ももうすぐお披露目になるだろう。どんどん新しい風が入ってくるし、
新しい風を入れないといけないのはどこの業界でも同じことだ。
だけどもう少し、新しいことをやる中で少しだけでも、
「おでかけの梅本泉」が成長していく姿をまだ見ていたい。
他のメンバー推しの方々からすればわがままだと思われるかもしれないが、
あともう少し、見ていたい。そう思うことくらいは、許されるだろう。きっと。

2015年6月13日土曜日

しげっこの皆さん

梅推しブログで他のメンバーに焦点を当てて記事を書くのはどうかと思ったが、
正直HKTで好きじゃないメンバーなんて誰一人としていないし、
それならもう梅贔屓の箱推しとして色んなメンバーを褒めたっていいじゃないか。
というわけで、今日はちょっと村重杏奈さんについて話したい。

おそらく、私がHKTで最初にまともに認知したメンバーは村重である。
指原がHKTに移籍して、真っ先に話しかけにいって歓迎の意を示し、
グループに馴染む手助けをしたのが村重だったと記憶している。
曲がりなりにも指推しだった私としては、
逆にそのことで「こんな子がいるのか」と知ることができた。
別にそれを狙ってのことではないだろうが、
せっかく指原のようなビッグネームが移籍してくるというのだから、
そうやって積極的に絡んでいくのが正しい姿勢だと今でも思う。

百貨店の1号館や初期のおでかけはリアルタイムで見ていたのだが、
その頃までは「顔は可愛いけどやかましい奴」くらいの印象しかなかった。
否応にも村重に注目せざるを得なくなったのは、やはりあのスキャンダルがあったときだ。

誤解のないよう言っておくが、私はあんなもんはスキャンダルの内に入るとは思っていない。
叩いている人たちも、結局は誰かを叩く口実を欲しているだけであって、
本気で村重憎しで叩いている人などほとんどいないのではないか。
まあ、逆に言えばそういう人たちへ格好の口実を与えてしまったことになるので、
軽率な行動であったことは間違いない。
だが、自分が同じくらいの年齢だったときのことを考えると、
あんな程度のことで鬼の首を取ったように責めることは、私にはとてもできない。

私が本格的にHKTにハマり始めたのは、それから随分経ってからのことだ。
ちょうど12秒の選抜発表があり、良くも悪くも目立つ存在である村重は、
何であれ選抜に必要な人材であることは間違いないと思っていたので、
私は村重が選抜に復帰したことに対する驚きは特になかった。
むしろまだ昔のことを持ち出してガタガタ言う人がいるのかと、
ファン側の過剰に懲罰を与えたがる態度に呆れ返ったものである。

そして何より、劇場公演を見てみて村重の成長に本当に驚いた。
ひたすら一発ギャグを放り込んでは処理を周りに丸投げしていた初期の頃とは違い、
話の流れを臨機応変に汲み取って気の利いたフレーズを言えるようになっている。
おでかけでも、ただ騒いだり目立とうとするのではなく、
決められた進行を乱すことなく、番組的に無理のない笑いを生み出すことができている。
これは単なる私の感覚だが、去年から今年への年末年始くらいの時期を境に、
彼女の中で何かが劇的に変わったような印象を受けた。

この間のチームN最終公演でも本人が言っていたように、
兼任によって何か感じるところがあったのかもしれない。
そういえば、スキャンダル直後のKⅣ公演では村重の扱いに難儀していたが、
N公演では生き生きしていたというような話もあったっけ(真偽の程は不明だが)。
まあ何がきっかけだったにせよ、
何の努力もなしにこう目に見えて成長することなどできはしないだろう。
きっとこの1年は苦しいことばかりだったに違いない。

そういう事情もあってか、村重ファン、所謂「しげっこ」の人たちはとりわけ熱い。
私がTwitterで村重の名前を出して好意的なツイートをすると、
必ず誰かしらにRTするなりfavをつけるなりされる。
これは他のメンバーにはほとんどないことである。
私のような他メン推しの発言まで拾うほど必死だということなのかもしれないが、
たかみなさんも総選挙のスピーチで言っていたように、
村重の日頃の頑張りがなければ、ファンだってそこまでしようとは思わないはずである。

少なくとも、あんなスキャンダル紛いの記事一発で、
村重の未来が閉ざされるようなことがあってはならない。
そういう風潮がまだ残っているとするなら、少しでも抵抗する手助けをしたい。
そんな思いからこんな記事を書いてみた次第である。
しげっこの皆さんの目にどう映るかはわからないが、
梅推しの私にも村重の頑張りはちゃんと見えている。それだけは伝えておきたい。

2015年6月7日日曜日

総選挙を終えての感慨

総選挙について、言いたいことはほとんど総監督に言われてしまった。
今回の彼女のスピーチは全文書き起こして、
メンバー全員トイレの壁に貼っておいてもらいたいくらい、
48グループで生きていく上できわめて重要な題目がズラリと並んでいたように思う。
ただ、僭越ながら一つだけ補足させて頂きたいのだが、
前の記事でも述べたように、総選挙とはいくつかあるうちの「躍進」の一形態でしかない。
そして、総選挙での躍進というのは「人気」とある程度の相関関係にはあるものの、
決して正比例などしないのだということは強調しておきたい。

具体的な数字を言うことの良し悪しはわからないが、
言わないと話が進まないので言うことにする。
私は今回いくつかの方法で99票投票した。費やした金額は9万円弱。
後で数えてみたら99票だったので、どうせならもう1票入れておけばよかったが、
それはさておき、これは新卒3年目の社会人として、
高くはないが安すぎもしない収入を得ている私にとっては、全く無茶な数字ではない。
むしろ、もう一つの趣味のクラシックギターには、
新車1台買えるくらいの出費を平気でしてしまっているので、
私の金銭感覚を知っている人からすれば「意外と控えめだったね」と思われるかもしれない。

そう、控えめだったのだ。
秋頃までは節制しなければいけない諸般の事情はあったのだが、
例えばギターを売ったりして死ぬ気で絞り出せば、もう2,000票くらいは上積みできただろう。
しかし、私はまだ死にたくないしギターも弾きたいので、そこまではしなかった。
私は梅本泉を熱烈に応援しているが、
「ファンに死ぬ気で金を使わせる」という総選挙における究極の目標を基準に考えると、
私は彼女にそこまでするだけのものを感じなかったということになる。

つまりはそういうことで、総選挙でいい結果を残すためには、
下記のうちでも最低1項目の条件を満たす必要がある。

一、ファンに死ぬ気で金を使わせる魅力を身に着けること
一、死ぬほど金を持っているファンを獲得すること
一、1票でも入れてくれるファンを死ぬほどたくさん獲得すること

おそらく1位になった指原支配人は、この3条件を全て押さえている。
では梅はどうかというと、現状ではいずれの項目も満たしているとは言い難い。
ざっと見た限りでは、梅のファンは若い女の子が多いように思う。
私はボンボンやお嬢様の多い大学に間違って入ってしまったのだが、
それでも周りに10万20万をポンと出せる学生はなかなかいなかった。
ランクインのみを目標とするならば、「死ぬほど」とは行かないまでも、
私くらいの新規ファンを130人確保すれば達成できるということになるが、
300人超のメンバーを抱える48グループにおいて、
その中から選ばれて10万20万使わせるというのは大変なことなのだろう。
ましてや、ライトなファン層の支持を増やすことはもっと難易度が高いと考えられる。

昨日の総監督の話では、「どう頑張ればいいか」という問題提起に対して、
明確な答えは用意されていなかった。
ただ、「総選挙で勝つ」という目標にだけ向かっていくのであれば、
上記の3条件のクリアを目指す方向性で努力すればいい。
これは闇雲に「人気」という実態の見えないものを追いかけるよりも、
遥かに成功のイメージが掴みやすいはずである。
しかし私が声を大にして言いたいのは、
全員が総選挙に的を絞って努力するグループなんて面白くないということだ。

普段の努力の方向性が総選挙と親和性の高いメンバーは確かにいるだろう。
だが梅は違う。梅の努力の仕方では、効率的に総選挙を戦うことはできない。
しかし、総選挙という一つのイベントで結果が出ないからといって、
それに合わせて努力の方向性を転換してしまうこと、これだけはしないでほしいのだ。
私が梅に投資する理由を端的に言うと、
手際よく投資を募ることができないメンバーだからこそ、
自分がより多く投資して支援してあげないといけないと思うからである。
死ぬ気で金を使わせるのが上手いメンバーになる必要なんてない。
そういうメンバーには総選挙では負けるだろう。
しかし、総選挙で勝つ努力にリソースを割くくらいなら、
彼女の武器である歌とダンスに磨きをかけ、優しい心を育んでほしい。

まあ、先日のGoogle+の投稿を読む限りでは、
彼女がそんな風に思うことはなさそうなので、特段心配はしていない。
私としてできることは、今後も彼女が総選挙に出るのであれば、
せめて総選挙のための努力をしなければいけないような気持ちにさせることのないよう、
できる限りの支援をするだけだ。
今回それができたのかというと、何とも言えないところではあるが、
少なくとも私は、自己満足であろうが何であろうが、
バス代200円がもったいなくて30分歩くようなケチな自分が、
何の迷いもなく安くない金額を投資できるような相手を見つけられたということに、
えも言われぬ幸福感を覚えている。
家族や友人には不気味がられるかもしれないが、本心なのだから仕方ない。

本当のところを言うと、9万円あれば1回福岡に遠征して劇場公演を見られるので、
早くそういうことにお金を使いたい。
握手会でも「必ず見に行く」と約束したので、さっさと身の回りの環境を整えて、
福岡行きのチケットを手にしたいところである。

2015年6月6日土曜日

もうすぐ開票

ヤフオクドームは開票前のライブイベントで盛り上がっている頃だろうか。
私は幼い頃から特撮映画が大好きで、ヤフオクドームといえば、
ギャオス捕獲作戦でガメラに破壊された施設というのが一番の印象である。
卒業旅行で初めてヤフオクドームを見たときも、
「ガメラがぶっ壊した建物が目の前に!」と一人変な感動の仕方をしていた。
詳しくは平成ガメラ第1作、「ガメラ 大怪獣空中決戦」をご覧頂きたい。名作だ。

さて、私が48グループに興味を持つきっかけになった2011年の総選挙から早4年。
いや、「早」ではないか。今思い返せば、過去のMVを繰り返し見ていたのも、
夜中まで起きてさしこのくせにを見ていたのも、遠い昔のような感覚だ。
毎日ダラダラと生活していた大学生の私は社会人となり、
劣悪な労働環境に耐えかねて転職活動をしている。
立場も考え方も全く変わったこの4年間だが、まだたったの4年間。人生は長いものだ。

そんな中でも、今年の総選挙を見守る心はいつもより格段にざわついている。
まあ、入れ込んでいる女の子たちの身の振り方が大きく変わるイベントなのだから当然だ。
何度も言うように、選挙結果如何で身の振り方を変える必要は全くないと個人的には思うが、
現実として状況がそうなっていないのだからそうも言っていられない。
ただ、肝心の我が推しメンはその辺結構達観していて、
応援している身としてはありがたすぎてただただ目に汗をかくしかない名文を、
Google+に投稿してくれた。まだ読んでない人は是非。



「ただ自分の夢に向かってできることを少しずつしていくだけ」か。
当たり前のことのようにも思えるが、日本で一番注目を浴びるアイドルグループの中で、
時にはあらぬ誤解を受けながら、それでも夢をイメージしながら努力を続けるというのは、
きっと一寸先も見失いそうな苦しい道のりに違いない。
梅本泉という人間は、例えば指原支配人のように世渡り巧者ではないし、
芸能界で上手くやっていくにはあまりにも人間性がクリーンすぎる。
だから、彼女がどんなに軌道に乗っていても、充実していそうに見えても、
心のどこかでは心配が拭えないところがある。余計なお世話なのはわかっている。
しかし、私は梅本泉が、梅本泉のような人間が幸せになれない世界なんて最低だと思う。
梅本泉が幸せになる姿を見ることによって、
私は「世の中捨てたもんじゃない」と思いたいだけなのかもしれない。
勝手な言い分だが、それでも、梅本泉が報われないなんてことがあってはならない。
そう思わせるだけの熱いものを、彼女は持っているのだ。

なんだか力が入ってしまった。
まあ要するに、私は最終的に梅が望む形で活躍できるようになってくれれば、
別に今年総選挙にランクインしようがしまいが、そんなのは些細なことだと思っている。
もちろん入ってくれればこの上なく嬉しいが、そういう明確な結果として表れないところでも、
恥ずかしい言い方になるが、「絆」を感じさせてくれる確かな機会となっている。
やっぱり総選挙はいいイベントだと思うよ。

さて、全て開票が終わった後、HKTのメンバーはどんな顔をしているだろうか。
もしかしたら人生が終わったような気持ちになっているメンバーもいるかもしれない。
「そんな風に思う必要はない」とファンは言うだろうが、
私はそういうやけっぱちな気持ちも決して悪いものではないと思う。
「圏内」の枠は80人。HKT全員で喜ぶにはあまりに狭い。
しかしどんな結果になろうとも、長い人生の中できっと眩しい一つの青春の記憶として、
いつまでも光り輝き続ける瞬間になるはずだ。

うーん、えらくおじさんじみたことを書いてしまった。
何はともあれ、HKTメンバーみんなに幸あらんことを。Good luck!