2015年3月30日月曜日

Road to Ume №2

この1週間ほどで何やら色々あって言いたいことはたくさんあるが、
それらについてはまた後でゆっくり語るとして、とりあえず話を続けよう。

指原推しを名乗ってはいたものの、グループに対しても指原個人に対しても、
私は特別熱心に入れ込んでいるわけではなかった。
と言うのも、私が知った時点での指原は既に冠番組も持ってそこそこ有名であり、
テレビだけで活動を追いかけるのに十分だったため、
48グループの活動の要である劇場公演に対して全く興味が湧かなかったのだ。
今だから思うが、本格的に48グループのファン活動をしようとすると、
劇場公演を見ないことにはわからないことがあまりにも多い。

当時どうだったのかは記憶が定かでないが、
現状、テレビでよく見かけるようなメンバーは滅多に劇場公演には登場しない。
つまり、「入口」となった有名なメンバーのファンを続ける分には、
出てもいない劇場公演を見る必要性はあまりないのである。

そう考えると、今のシステムの中で無名メンバーがのし上がるのはかなり茨の道だろう。
無名メンバーがファンを増やすために一番にするべきことは、
有名メンバーにくっついてテレビに出演し、少しでも強い印象を与えること、これに尽きる。
私もこうした王道プロセスを経てハマったクチなのだが、
梅本泉に辿り着くまでには実に3年半(お披露目から数えると2年半)の歳月を要した。
劇場公演で頑張ることはもちろん大切なのだが、
「如何にファンを劇場公演に引っ張り込むか」ということの重要性はそれ以上に大きい。
そういう意味では、百貨店やおでかけなどの冠番組を関東に持つHKTはやはり有利だろう。

話を戻すが、このような「ライトオタ」期間は2015年までだらだらと続いた。
その間、山内鈴蘭に浮気したりSKEの矢神久美に推し変しそうになった途端卒業したり、
そこそこ楽しんではいたものの、劇的にハマる要因にまではなり得なかった。
ただ、元祖推しメンの指原がHKTに移籍したことによって、
4グループの中ではなんとなくHKTを一番気にかけていたように思う。
そして2015年2月、ふとしたきっかけで一気にHKT熱が急上昇することになったのである。

(続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿