2015年7月12日日曜日

胸がいっぱい

先日見た「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の劇中で、
エンジンの吸気口に直接ガソリンを吹き付けることで車が加速するというシーンがあった。
そのシーンで主人公マックスは、口に含んだガソリンを霧吹きよろしく吹き付けるのだが、
梅の活動をウォッチすることが私にとってのガソリンだとするならば、
今日はさながら吸気口にホースを突っ込まれてジャブジャブガソリンを注がれるような、
全くもって内容の濃い一日だった。私のエンジンは丸焦げである。

別にどこかに行ったとか何かしたとかそういうわけではない。
ただただいつもと同じようにメールやSNSをチェックしていただけなのだが、
今日の梅はなんだか急に大人になってしまったような、
ファンたる我々の心をざわつかせつつも愛しさのアクセルはベタ踏みさせる、
何とも絶妙な匙加減の言動を連発してくれた。本人にそんなつもりはないのだろうが。

具体的に言うと、髪を少し茶色く染めたそうだ。
755で染めたい旨のことは言っていたのでそこまで驚きはなかったが、
正直に言うと、私はあまり染髪に賛成ではなかった。
誤解のないよう言っておきたいが、私は黒髪至上主義者ではない。
ただ単に、最近の梅の髪型が完全に私の好みのど真ん中を突いていたので、
早々に変えてしまうのはもったいないと思ったからだ。
しかしいざ染めてみたらどうだ。まだ写真数枚しか見ていないが、
どことなく憂いを帯びた表情といい、胸の中の大事な何かを鷲掴みにされるような感覚だ。

G+の当該記事は、まあ梅推しの方で見ていない人はいないだろうが、一応シェアしておく。



具体的にどんな挫折があったのかは語られていないが、
梅本泉はどんなに苦しい経験も心の糧にできる人間であることを、私は知っている。
そこで何か一つでも、我々ファンが支えになれることがあれば最高だ。
「実際に活躍しているから応援していて楽しい」という考え方もあるだろうが、
梅に対しては「何とか活躍させてやりたいと必死になる」という応援の仕方であり、
私はこちらの方が楽しいと思っているし、何ならこのタイプの応援のし甲斐では、
梅本泉こそが究極のアイドルなのではないかとさえ思える。

今はHKT全体が慌ただしく目まぐるしい変化の中にある時期である。
そんな中でも、環境の変化に身を委ねるだけでなく、
自ら変わっていこうと奮闘する梅本泉のことを、私はただひたすらに応援し続けるだけだ。
推しメンの成長一つ一つが楽しみである我々にとって、
そうやって積極的に楽しみを提供してくれる彼女に対して、
応援という形で返礼するのは至極当然のことである。

ただ、勝手なことを言わせてもらうならば、そんなに急いで成長しなくても、
またすぐ私の胸がいっぱいになってしまう。
焦らずゆっくり、一歩一歩踏みしめながら大人になればいいのだ。
冒頭で「ウォッチ」という言葉を使ったが、マッドマックス風に言うならば、
これからは「witness」=「目撃する」意識を持って、ますます注目せねばなるまい。

「少女」としか表現のしようがなかった梅本泉という女の子が、
きっと素敵な大人の女性になるだろうという近い将来が垣間見えた、そんな一日だった。

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