2015年6月6日土曜日

もうすぐ開票

ヤフオクドームは開票前のライブイベントで盛り上がっている頃だろうか。
私は幼い頃から特撮映画が大好きで、ヤフオクドームといえば、
ギャオス捕獲作戦でガメラに破壊された施設というのが一番の印象である。
卒業旅行で初めてヤフオクドームを見たときも、
「ガメラがぶっ壊した建物が目の前に!」と一人変な感動の仕方をしていた。
詳しくは平成ガメラ第1作、「ガメラ 大怪獣空中決戦」をご覧頂きたい。名作だ。

さて、私が48グループに興味を持つきっかけになった2011年の総選挙から早4年。
いや、「早」ではないか。今思い返せば、過去のMVを繰り返し見ていたのも、
夜中まで起きてさしこのくせにを見ていたのも、遠い昔のような感覚だ。
毎日ダラダラと生活していた大学生の私は社会人となり、
劣悪な労働環境に耐えかねて転職活動をしている。
立場も考え方も全く変わったこの4年間だが、まだたったの4年間。人生は長いものだ。

そんな中でも、今年の総選挙を見守る心はいつもより格段にざわついている。
まあ、入れ込んでいる女の子たちの身の振り方が大きく変わるイベントなのだから当然だ。
何度も言うように、選挙結果如何で身の振り方を変える必要は全くないと個人的には思うが、
現実として状況がそうなっていないのだからそうも言っていられない。
ただ、肝心の我が推しメンはその辺結構達観していて、
応援している身としてはありがたすぎてただただ目に汗をかくしかない名文を、
Google+に投稿してくれた。まだ読んでない人は是非。



「ただ自分の夢に向かってできることを少しずつしていくだけ」か。
当たり前のことのようにも思えるが、日本で一番注目を浴びるアイドルグループの中で、
時にはあらぬ誤解を受けながら、それでも夢をイメージしながら努力を続けるというのは、
きっと一寸先も見失いそうな苦しい道のりに違いない。
梅本泉という人間は、例えば指原支配人のように世渡り巧者ではないし、
芸能界で上手くやっていくにはあまりにも人間性がクリーンすぎる。
だから、彼女がどんなに軌道に乗っていても、充実していそうに見えても、
心のどこかでは心配が拭えないところがある。余計なお世話なのはわかっている。
しかし、私は梅本泉が、梅本泉のような人間が幸せになれない世界なんて最低だと思う。
梅本泉が幸せになる姿を見ることによって、
私は「世の中捨てたもんじゃない」と思いたいだけなのかもしれない。
勝手な言い分だが、それでも、梅本泉が報われないなんてことがあってはならない。
そう思わせるだけの熱いものを、彼女は持っているのだ。

なんだか力が入ってしまった。
まあ要するに、私は最終的に梅が望む形で活躍できるようになってくれれば、
別に今年総選挙にランクインしようがしまいが、そんなのは些細なことだと思っている。
もちろん入ってくれればこの上なく嬉しいが、そういう明確な結果として表れないところでも、
恥ずかしい言い方になるが、「絆」を感じさせてくれる確かな機会となっている。
やっぱり総選挙はいいイベントだと思うよ。

さて、全て開票が終わった後、HKTのメンバーはどんな顔をしているだろうか。
もしかしたら人生が終わったような気持ちになっているメンバーもいるかもしれない。
「そんな風に思う必要はない」とファンは言うだろうが、
私はそういうやけっぱちな気持ちも決して悪いものではないと思う。
「圏内」の枠は80人。HKT全員で喜ぶにはあまりに狭い。
しかしどんな結果になろうとも、長い人生の中できっと眩しい一つの青春の記憶として、
いつまでも光り輝き続ける瞬間になるはずだ。

うーん、えらくおじさんじみたことを書いてしまった。
何はともあれ、HKTメンバーみんなに幸あらんことを。Good luck!

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