当然の結果である。他でもないおでかけで梅本泉を発見した私にとって、
今年のおでかけ総選挙は彼女の戴冠以外ありえないと最初から思っていた。
本来、こうした「村内」の番組において特定のメンバーをフィーチャーしすぎるのは、
番組とメンバー双方が叩かれるリスクを伴う諸刃の剣である。
しかし、梅本泉は図らずも「ひたすら真面目に取り組み続ける」という裏技を使って、
誰も文句の言いようがない形で番組内序列を一気に駆け上がったのだ。
「成功」ということについて少し話しておきたい。
最初の方の記事でも述べたと思うが、
私は梅に48グループにおける一般的な成功ルートに乗ってほしいとは決して思っていない。
HKTの中で(指原を除いて)明らかに最も成功している咲良を例にとってみると、
一番目にするのはグラビア仕事だろう。
毎週表紙が替わる雑誌コーナーで、咲良の姿を見かけないことはない。
AKB本体の一員としても、撮影やら歌番組やらに引っ張りだこである。
しかし、これらのことが梅の現状と比べて羨ましいかというと、全くそんなことはない。
これも前に言ったが、そんな外仕事よりも劇場公演を見ている方が、私は100倍楽しい。
ただ単に、咲良の方が稼いでいる額が大きいというだけで、
活動内容を見ていて楽しいかどうかということは全くの別問題だ。
なので、「自分が追いかけて楽しむ分には」という条件を前置きするならば、
梅に選抜入りしてほしいとか選挙でランクインしてほしいという気持ちは一切ない。
ただ、当然「自分が追いかけて楽しむ分」だけを目的に彼女を応援しているわけではない。
その証拠に、私は現時点で彼女に100票近く投じている。
これはいい経験になるからとか、彼女がそう望んでいるからということももちろんあるが、
それ以上に「梅本泉に金を使う人間がここにいるぞ」という意思表示の意味が大きい。
これには、「その結果望まない方向に推される可能性がある」という問題もあるのだが、
結局は組織の中でどれだけ売り上げを引っ張ってこられるかが重要になってくるのは、
AKSが資本主義の日本で一つの企業としてやっていく以上は当たり前のことである。
劇場公演には出続けてほしいし、なかなか握手券も買えない状況になっては困るが、
まずはグループ内で確固たる地位を確立してもらってからでも、夢を追うには遅くない。
その直接的な手伝いができるというんだから、総選挙もそう悪いイベントではないと思う。
随分と話が逸れたが、そういう意味で、私にとっておでかけでの活躍というのは、
見ていて楽しい「望んだ形での成功」の一つなのだ。
だから、スタッフに気に入られて毎回のように呼んでもらっている現状というのは、
何にも代え難い貴重な財産である。
指原も言っていたが、最近は梅の活躍が「お約束」のようになってきていて、
番組内での地位が固まる一方で、新鮮味はなくなってきているように感じる。
劇場のような「ホーム」でしか見せない一面がまだまだあることを、
我々ファンはよく知っているので、それをおでかけを始めとするテレビでどう出していくか。
本家総選挙でも未だに成し遂げられていない連覇を目指すつもりで頑張ってほしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿