2015年4月12日日曜日

明治座 №1

明治座にて興行中の「指原莉乃座長公演」を見てきた。
前の記事で「絶賛しまくることになるだろう」と予告したが、
本当に絶賛する以外の選択肢が思いつかない、素晴らしい出来だった。
もちろん、初めて生のメンバーを目の前にした感動が上乗せされてはいるだろうが、
舞台経験のないメンバーが大半を占める中、
たった1ヶ月の稽古でここまでの完成度に仕上げてしまうのかと、本気で感動した。
正直に告白すると、最初から最後まで目から汗がダラダラ流れっぱなしだった。
ステージでのパフォーマンスでここまで感動したのは、
世界的ウクレレ奏者であるジェイク・シマブクロの生演奏を見たとき以来である。

全て流れで文章にしてしまうと読みにくいことこの上ない記事になりそうなので、
とりあえず目を引いたことについて、一つずつ分けて書いていこうと思う。

◆指原座長の存在感

生で見てみると、みんな本当に小さい!細い!
特に愛ちゃんと美桜は想像よりずっと小さくてびっくりした。
そんな中、指原は特段背が高いというわけではないものの、なんだか大きく見えた。
今まで在宅ファンを続けてきた中では「オーラ」というものがよくわからなかったが、
みんながオーラオーラと言うものの正体がなんとなくわかったような気がする。
見ているこっちでさえ指原がいることによる安心感があるので、
恐らくメンバーにとっては我々が思う以上に絶対的な精神的支柱なのだろう。

◆愛ちゃんとみなぞうの演技力

この日の公演ではみなぞうの演技が上手いということが話題になっていたが、
確かにみなぞうの演技はとても光っていたように思う。
演技の上手さにも色々あるが、みなぞうの場合、
張り切りすぎの「臭い演技」にならないギリギリのところを突く感情の込め方が非常に上手い。
まさしく舞台向けの演技の上手さだと思うし、
みなぞうがオーディションに通ったことは誰が見ても納得できるだろう。
そして、同じ観点では愛ちゃんもすごくよかった。
関係ないことだが、愛ちゃんは一人だけ衣装の胸元がやや深めのVネックになっていて、
前のめりにくずおれる場面で中身がチラチラ見えてかなりハラハラした。
あれはわざとやっているのだろうか…。

◆ヒロイン咲良

咲良はなんというかもう、一人だけ「大女優」だった。
指原のことを「絶対的な精神的支柱」と評したが、
もしかして咲良もその役割が務まるレベルにまで到達しているのではないだろうか。
少なくとも、この明治座の舞台におけるパフォーマンスは、明らかに咲良が群を抜いていた。
去年の選挙スピーチで「さっしーを越える誰かが現れなければいけない」と語った張本人が、
まさにこの大舞台で指原に負けず劣らずのオーラを放っている。
HKTファンにとってこんなに嬉しいことがあるだろうか。
願わくば、もう少し身体を労わって休んでほしい。というか休ませてあげてくれ。

◆美桜の進化

グッズ販売の列で、美桜のモバメを取っていると思しき人たちが後ろに並んでいて、
「美桜の台詞で笑いが起こることを気にしていた。かなり酷いようだ」という話をしていた。
私も美桜に演技が上手い印象は全く持っていなかったし、
実際すごく上手いというわけではなかったものの、
いつもの震え声とは全然違う、堂々たる演技ができていたと思う。
モバメに書いていた内容というのは所謂「振り」であって、
1ヶ所だけ明らかに「えーん(棒)」と棒読みで泣き演技をするところがあって、
まあ要するに、美桜の棒読みキャラを利用した自虐ネタである。
もちろん、他の部分の演技がしっかりしているからこそこういうことができるのであって、
このような「プロレス要素」はすごく好感が持てる。笑わせてもらった。

以上、第1部のお芝居についてはこんなところだろうか。
長くなるので、第2部については次の記事で。

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